chhost
chhost コマンドは、ホスト・オブジェクトのタイプ、または名前を変更するために使用します。このコマンドは、既存のホスト・マッピングには影響を及ぼしません。
構文
パラメーター
- -type hpux | tpgs | generic | openvms | adminlun | hide_secondary
- (オプション) ホストのタイプを指定します。以下の値が指定可能なホスト・タイプです。
genericは、デフォルトを示します。tpgsは、ターゲット・ポート情報が変更されると、追加のユニット・アテンションがホストに提供されることを示します。openvmsは、OpenVMS を示します。adminlunは、ホスト上で使用可能な仮想ボリュームを示します。hpuxは、HP-UX ファームウェアを示します。hide_secondaryは、ホストがすべてのリモート・コピー関係の 2 次ボリュームを使用できないことを示します。
NVMe ホストのホスト・タイプを変更することはできません。type パラメーターを必要とするホストについて詳しくは、 IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud ・ホスト接続の資料を参照してください。
- -name new_name_arg
- (オプション) ホスト・オブジェクトに割り当てる新規名を指定します。
- -protocol scsi | nvme
- (オプション) ホストがストレージ・システムとの通信に使用するプロトコルを指定します。デフォルトは scsi です。ホストの -protocol をホストの -type と同時に変更することはできません。ホストのプロトコルは、以下の項目が満たされている場合にのみ変更することができます。
- ホストにボリュームがマップされていない。
- ホストでポートが定義されていない。
- ホスト・タイプが新規プロトコルと互換性がある。NVMe プロトコルを使用するホストのタイプは generic でなければなりません。
- -mask port_login_mask
- (オプション) ホストがアクセスできるノード・ターゲット・ポートと、そのホストのファイバー・チャネル (FC) ポート・マスクを指定します。ホスト・オブジェクト内のワールド・ワイド・ポート名 (WWPN) は、マスクに組み込まれている、ホスト・オブジェクトの入出力グループ内のノード・ポートからボリュームにアクセスする必要があります。ポート・マスクは 64 個のバイナリー・ビットで、0 と 1 の組み合わせで構成されます。0 は対応する FC 入出力ポートが使用できないことを示し、1 は使用できることを示しています。マスクの右端のビットは、FC 入出力ポート 1 に対応しています。マスクの有効値は、0000 (使用可能なポートなし) から 1111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111 (すべてのポートが使用可能) の範囲です。例えば、マスクが 111111101101 の場合に使用可能なポートは、1、3、4、6、7、8、9、10、11、および 12 です。
重要: ホスト・ポート・マスクを変更すると、アクセスが失われる可能性があります。ポートを無効にする前に、ホストが他のポートにアクセスできることを確認してください。
- -iscsiusername username_for_authentication
- (オプション) Internet Small Computer System Interface (iSCSI) ホスト接続ログインでの片方向認証に使用するホスト・オブジェクトのユーザー名を指定します。このパラメーターが指定された場合、値は、iSCSI ホスト接続にログインするための片方向認証の「ユーザー名」として使用されます。iscsiusername パラメーターを指定しない場合、ホスト・オブジェクトの IQN がデフォルトでユーザー名として使用されます。iscsiusername パラメーターが指定されず、同じホスト・オブジェクト内に複数の IQN が存在する場合、各 IQN のユーザー名は IQN 自体になります。複数の IQN があるホストに対して iscsiusername パラメーターが指定されている場合は、すべてのホストへのログインに、指定された IQN を使用します。iscsiusername パラメーターを使用する場合は、chapsecret パラメーターも指定する必要があります。
- -chapsecret chap_secret
- (オプション) iSCSI 入出力においてホストの認証に使用するために、チャレンジ・ハンドシェーク認証プロトコル (CHAP) シークレットを設定します。このシークレットは、ホストとクラスターの間で共有されます。各ホストの CHAP シークレットは、lsiscsiauth コマンドを使用してリストすることができます。
- -nochapsecret
- (オプション) 以前に設定されていた、このホスト用の CHAP シークレットをすべて消去します。chapsecret を指定する場合は、nochapsecret パラメーターを指定することはできません。
- -site site_name | site_id
- (オプション) ホストの数値サイト値またはサイト名を指定します。サイト名は、英数字値でなければなりません。サイト ID は
1または2でなければなりません。ホストに割り当てられているサイトは、どのトポロジー (hyperswap、stretched、またはstandard) を使用しても変更できます。注: ホストがアクティブ/アクティブ関係 (HyperSwap®) にあるボリュームにマップされている場合は、-nosite を指定することはできません。 - -nosite
- (オプション) サイト値をリセットします。
- -ownershipgroup owner_id | owner_name
- (オプション) オブジェクトの追加先の所有権グループの名前または ID。
- -noownershipgroup
- (オプション) 指定される場合、オブジェクトは、属している所有権グループから削除されます。
- host_name | host_id
- (必須) 変更するホスト・オブジェクトを ID または現行名で指定します。
説明
このコマンドは、指定されたホストの名前を新規名に変更すること、あるいはホストのタイプを変更することができます。このコマンドは、現行のホスト・マッピングにはまったく影響しません。
ホスト・オブジェクトに関連付けされたホスト・イニシエーター・ポートから、ポート・マスクをログインに適用します。ホスト・バス・アダプター (HBA) ポートとノード・ポート間のログインごとにノードは、ホストがメンバーとなっているホスト・オブジェクトに関連付けされたポート・マスクを検査し、アクセスを許可するか拒否するかを判断します。アクセスが拒否された場合、ノードは HBA ポートが不明であるかのように、SCSI コマンドに返答を行います。
注: すべての入出力グループが iSCSI ホストから削除されている場合は、lsiscsiauth コマンドは、そのホスト用の認証エントリーを表示しません。addhostiogrp コマンドを使用して iSCSI ホストを少なくとも 1 つの入出力グループにマップし、次に addhostport コマンドを使用して iSCSI ポートをそこに追加します。chhost コマンドを chapsecret または nochapsecret いずれかのパラメーターつきで使用して、そのホスト用の認証を追加する必要もあります。
注: ホストがホスト・クラスター内に含まれている場合は、所有権を変更できません。ホストは、ホスト・クラスターの所有権に従っています。
呼び出し例
chhost -name testhostlode -mask 111111101101 hostone
以下の出力が表示されます。
No feedback呼び出し例
chhost -type openvms 0
以下の出力が表示されます。
No feedback
呼び出し例
chhost -site site1 host3以下の出力が表示されます。
No feedback
ホストの所有権を変更する呼び出し例
chhost -ownershipgroup 2 myhost
以下の出力が表示されます。
No feedbackホストを no ownership に移動する呼び出し例
chhost -noownershipgroup myhost
以下の出力が表示されます。
No feedback